2022年05月04日

『プリテン』開発話

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シャッドテールプラグを作るにあたって。


このタイプのプラグは、喰わせ重視のいわゆる「エサ的なプラグ」にしたかったんで、
とにかくシルエットはエサ(ベイトフィッシュ)的なボリュームに。

目安を付けてからボディの作成に入ったのですが、形状については数タイプを製作。

それぞれのボディにテールを付けてスイムチェック。


あと、何気なく、ただサカナっぽいシルエットが良いかなって理由だけで、
たまたま手元に転がっていた『ティルト』のボディにもテールを付けてテストスイム。


テストの結果、『ティルト』ボディのが、
リトリーブ時にボディにロールが入り、サーフェスプラグ的面白さがあるかなって判断をしました。

ただでさえ、使ってて「ノーカン」になりやすいので、
チョットでも動きが有る方が使いやすいかなって。(← 飽きずに使えるって意味で)

あと、見た目的にもベイトフィッシュっぽく映るしね。



この様な流れで、『ティルト』のボディを採用。


ただ、フック位置やら内蔵するウエイトの変更など、まんまティルトボディって訳にもいかないので、
外見だけは同じで内部構造は『プリテン』仕様の専用設定にしました。




ボディの話しに触れたので、ついでにワイヤーの話しも。


ラインを結ぶフロントアイとフックを付ける腹のアイは独立しており、1本のワイヤー(中通し)ではありません。

図にするとこんな感じ。
↓↓↓↓
new_preten_kouzo.jpg

ボディの剛性を確保する為、お腹のフックアイは1本のワイヤーで製作。
このワイヤーにオモリも固定してあります。


テール部はヒートンでの取り付けで、
フロントアイもワイヤーで出来ておりますが、ヒートンみたいに捻じ込み式なのでお間違えない様に。





posted by ペヨーテ at 21:35| Products | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする